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「伝えた≠伝わった。その差を埋める視点」


こんにちは!
Team Co株式会社 戦略コンサルタント仲村龍治です。

このブログは
 「年商数億を数十億に成長させたい経営者の皆様へ

  数億特有の経営課題を解決するポイントを、お届けしています」年商数億円を突破するまでは、社長の「直接的なコミュニケーション」が強力な推進力となります。

創業期には、社長自身が現場で直接指示を出し、その場で意図を伝え、即座に軌道修正する。このステージでは、阿吽の呼吸と密なコミュニケーションが武器となり、数億突破の急成長を実現させてきました。

ここまで急成長できた理由は、まさに「直接伝える力」を徹底的に活かし、突き詰めてきたからに他なりません。
社長の言葉が組織の隅々まで届き、全員が同じ方向を向いて走ることができました。

 しかし、次の成長フェーズでは一転、足かせになることがあります!
つまり、年商数十億円を見据える段階に入ると、これまでの強みが次第に限界を迎え始めます。

 たとえば……
●「何度も同じことを説明している」
・新しい方針を発表したはずなのに、現場では以前のやり方が続いている。
・重要な会議で決めたことが、翌週には別の解釈で動いている。

●「階層が増えて、伝言ゲームが起きている」
・社長→部長→課長→メンバーと伝わる過程で、メッセージが変質している。
・最前線の社員に届く頃には、本来の意図とは全く違う理解になっている。

●「社長が全ての説明をしないと動かない」
・重要な案件は社長が直接説明しないと進まない。
・幹部に任せても、必ず「社長の真意は?」と確認が戻ってくる。

 これらは、数億規模まで押し上げた強みである「直接伝える力」が壁に変わり始めたサインです。
3~5億を突破し、数十億へ向かう段階で顕在化する最大の課題こそ、

「伝えた ≠ 伝わった」問題。

この差が、成長スピードを確実に鈍らせます。

なぜ「伝えた」のに「伝わらない」のか?

数億規模までは、社長が直接全員に伝えることができました。
しかし、組織が大きくなると、物理的に全員と対話することは不可能になります。

ここで多くの経営者が陥る罠があります。

「伝える回数を増やせば伝わる」
実は、これは誤解です。

問題の本質は「伝える回数」ではなく、「伝わる仕組み」の不在。
数十億規模への成長を実現した企業に共通するのは、
「伝える」から「伝わる」への発想転換をしていることです。

成長企業は、創業期に活躍した「直接伝える力」の本質を抽出し、
それを社長個人の力に依存させず、
組織全体で再現できる“共有財産”へと変換しています。

同時に、社長が本来集中すべき
・戦略立案
・ビジョン構築
・次の事業の目づくり
に力を注げる環境づくりを進めています。

「伝わる組織」への進化とは、

それは単に「説明を増やすこと」ではありません。
・社長の言葉が組織の隅々まで正確に届く
・現場が自律的に動ける構造を持つ
・社長に依存せず、現場で意思決定が可能になる
この状態をつくることです。

直接伝える力の良い面(スピード、熱量、信頼関係など)を維持しながら、
悪い面(社長への依存、伝言ゲームによる劣化など)を克服する、
これこそが数十億規模への成長を実現するための重要な経営戦略となります。

未来に向けて成長を加速させるために、
今一度、自社のコミュニケーション構造と向き合うことが欠かせません。

「伝えた」と「伝わった」の差を埋める仕組みを整え、
“社長個人の力に頼らず伸び続ける組織”へ進化させていきましょう。

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